2009年6月 西枇杷島祭り!
(尾張に初夏をつげる美濃街道の西枇杷島花火大会!)


ちょっと肌寒〜い?庄内川河川敷で尾張地区最初の花火大会!

6月の第1週末は、我が家のキッズたちお待ちかねの西枇杷島祭りだ。いつもは静かな美濃街道に延々と露店がならび、大勢の人で賑わう西枇杷島祭りはキッズたちにとって初夏の訪れを告げてくれる大イベントだ。更に、まだ肌寒いんだけど、庄内川河川敷で花火大会も開催されるのでもう大ハッスルだ。何より待ちに待ったお気に入りの浴衣を着れることが1番嬉しい菜優真優ちゃん!聖子ちゃんブランドの自慢の浴衣をまとうと少しは女の子らしくなるかなぁ〜?

早速、からくり人形が特長の山車がならぶ美濃街道へ。博多祇園山笠でならした?パパも山車には興味津々・・・でも、このサイズを担ぎ上げるのが山笠のすごさで良さなのだが、山車を転がす祭りはどうもピンとこない。とは言え。やはり祭りの男達は良い。思いっきり燃えてもらいたいものだとパパ応援していたようです。あぁ〜今年も博多の山笠を思い出して懐かしがっているパパ・・・でも今年も山笠には戻れないようで少し可哀想なパパでした。

そんなパパをよそに、菜優真優ちゃんたちはご機嫌でずーっとならぶ露店をチェック!まずはスィートポテトスティック。揚げたてのさつまいもスティックは甘くて美味しい。実は、今年は良太兄ちゃんが祭りから夜の花火大会まで友達と一緒ということで、とうとう家族でのお祭りを卒業(昨年まで花火だけは合流していましたが、もう友達優先の年頃ですね。当然ですが。どうやら女の子たちとグループ交際だとか?そりゃそっちの方が楽しいはずだ)、その分菜優真優ちゃんたちが大活躍だ。

まぁ〜とにかく露店の多いこと・・・細い美濃街道の左右に露店をかまえるので、すごく狭いところがあり、おしくらまんじゅう状態になってえらく危ないくらいだ。そんな中、定番のチョコバナナ(こちらではじゃんけんで3本当たるとかのサービスがない。これ又祭り好きの九州と比べるとサービス精神にかなり欠ける?)、ミニカステラ等を当然のようにゲットして頬張る菜優真優ちゃん。もちろんそれだけでは終わらない。金魚すくいじゃなくて、魚のおもちゃすくいに挑戦。もう〜ご機嫌!

それにしても、キッズたちは損するとわかっていても、我慢できないんだねぇ〜。懲りずに必ずアイテム釣りや輪投げ、射的に挑戦。500円玉をドンドン捨てるような感じだが、それでもこの独特のお祭りの雰囲気の中で我慢しろも可哀想なので仕方ない。約1時間半ほど露店まわりし、7時40分からは庄内川河川敷での花火大会だ。急げぇ〜!

たこ焼き、お好み焼き、唐揚げ等々そしてパパのビールなどをしっかり買い込んで、いざっ庄内川河川敷へ。やはり花火大会は河川敷が1番だ。地元の千葉県松戸市では、江戸川河川敷で大江戸花火大会はじめ花火大会がひと夏に何度も開催されていたので、寝転んで花火を見るというスタイルが当然と思ってきたが、意外にそういうシチュエーションも多くはないようだ。そういう意味では河川敷に寝転んで見れる西枇杷島花火大会は悪くない。

河川敷のスタイルは非常に良いのだが、やはり6月初旬の花火大会は少々肌寒い。というよりかなり寒い。昼はもう完全に初夏なのだが、陽が沈むと涼しいし、特に夜の川風は強いので冷える。半袖なんてパパくらいだし、中には毛布にくるまって観賞という方までいる位だ。菜優真優たちも「寒〜い!」と騒ぐ中、「西枇祭」の花火を合図に尾張地区に初夏を告げる西枇杷島花火大会スタート!

約1500発なので都市型の花火大会としてはかなり規模は小さいが、やはり花火は良い。あの独特の身体の芯に響く振動が抜群だ。やはりひと夏に最低1回は花火狩り必須だね。花火好きの我が家は当然ながら大興奮!菜優真優ちゃんたちも「すご〜い!綺麗!」と大拍手!!花火に興奮するのは良いけど・・・おいおい、真優ちゃん折角の可愛い浴衣姿が台無し・・・?もうちょっとおしとやかにできな〜い?

今宵は風があってかなり肌寒いけど、その分煙が流れて花火観賞には最高!話はかわるが、この聖子ちゃんブランドの浴衣、確かに可愛いだけど年に数度しか着れないってのはやや勿体ない。まだ丈をつめているので、もうしばらく着れそうだが・・・・そんな親の気持ちも知らずに豪快にお好み焼きやたこ焼き頬張るから、ソースで汚れないか心配で仕方ない。時には気になって花火どころではなくなってしまう。う〜ん、親とはホント心が狭いものだ。
いよいよ花火大会もクライマックスへ! 待ってました、美しい花火の乱舞!
そして豪快にナイアガラ・・・?と期待したがここのナイアガラは実に可愛いサイズ。これって関東の大きな花火大会だと見えないよね。まぁ〜ここ西枇杷島では十分ですが。そして、ホントのラストスパート。観衆もわかっていてここからラストまで大拍手の中の乱れ打ち!!まさしく花火大会の華だ!そして最後の1発は夜空いっぱいに広がるような大輪!!お見事でしたぁ〜。

最後の1発が静かに庄内川の川面に消えて行き、悲しいけど花火大会終了。19時40分にスタートし、8時20分予定通りのフィニッシュ。普通の花火大会よりは少し短め?どうせなのでもう少しやってもらっても良いのでは?日の入りが遅い九州では、その分20時からスタートするがその分21時くらいまでやってくれる。そうだよね、やはり1時間くらいやって欲しい。〆の「終」の文字花火が何となく寂しい。西枇杷島祭りはここからが大変だ。花火大会の観衆が一気に細い美濃街道に押し寄せるので、どこも危険状態に。特に何ヶ所か露店が重なっているところがあり、ここがホント危ない。ホントおしくらまんじゅう状態になって危険。昨年もここで殴り合いの喧嘩があったが、今年も最初にパパが切れて「おい、お互い左側通行だ!左によれっ!」と怒鳴り始める。やはり始まったぁ〜。あ〜ぁ、だからお祭りはたいへんだ。興奮したパパ、ママに怒られしょんぼりしながら、とりあえず何とか無事帰路へ。とは言え、今年も西枇杷島祭り楽しめました。良太兄ちゃんもお友達たちとEnjoyできたようで(翌日も行くそうです)ご機嫌でした。

尾張西枇杷島祭り http://nishibi.net/

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